広島市

旧日本銀行広島支店

, 1936年
     
1936年に建設された日本銀行広島支店の建物は、古典様式の優れた外観を有する広島の昭和初期を代表する希少な歴史的建築物であり、また、1945年8月6日に、爆心地からわずか380mという近距離で被爆しながらも、その堅牢性から建設当時の姿を現在もほぼ残している。被爆時においては、1階と2階はよろい戸を閉じていたため、内部の大破を免れたが、3階は開けていたため全焼し、建物にいた20人が死亡した。しかし、翌々日の8月8日には、早くも銀行の支払い業務が開始されるとともに、被災して営業が不可能となった市内金融機関の仮営業所が設置されるなど、金融面から広島の復興を支えた史実を伝える貴重な被爆建物である。  その後、1992年3月に、広島支店は銀行としての役割を終えたが、2000年7月に、広島市の重要有形文化財に指定され、現在一般公開されるとともに、市民主体の芸術・文化活動の発表の場として活用されている。
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この展示物への投稿

17件のコメントがあります。
投稿日時 投稿者名/コメント 投稿写真
2022-05-28 16:36:07 白猫
街中にある。通りすぎて、気づかないかも。
2021-06-08 15:24:17 シロ
旧日銀に設置されている説明文より、原爆の被害が載っている。
2021-01-06 13:46:10 taka
細部を観てまわる面白さがあるよね
2020-01-29 13:08:52 ほの
ライトアップされていたので、昼間より迫力がありました。
2020-01-29 13:03:13 しろつき
下からライトアップされていて、ちょっとバイオがハザードな洋館に見えなくもないなと思った。
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