広島県立美術館

待月

奥田元宋, 磁器, 色絵, 1949年
     
画家の郷里を流れる馬洗川付近の松林が描かれており、なだらかな丘の背後からは月がいまにも顔をのぞかせようとしています。日展で特選を受賞した、風景画家・元宋の出発点ともいうべき作品です。 奥田元宋は、現在の広島県三次市吉舎町生まれ。本名は厳三。東京に出て児玉希望に弟子入りし、戦前は主に人物や花鳥をモティーフとした作品を制作します。印象的な赤の諸色を用いた作品群は「元宋の赤」とも呼ばれ、人気・実力ともに現代日本画壇を代表する作家となりました。(永井明生
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この展示物への投稿

1件のコメントがあります。
投稿日時 投稿者名/コメント 投稿写真
2020-01-21 13:21:32 Nguyen thi kim ngan
Đây là 1 bức ảnh chân dung đẹp. Diễn tả chân thật từng chi tiết nhỏ trên khuôn mặt của nhân vật.
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