福井県年縞博物館
シマシマシマシマシマシマシマシマ・・・7万層、7万年
※本展示物の音声ガイドはありません。
明るい層は寒い季節に堆積した鉱物などの無機物、いっぽう暗い層は暖かい季節に堆積した有機物の色。湖底には季節によって異なる物質が堆積する。その結果1年で明暗1対の縞が形成される。水月湖底では、このサイクルが静かに7万回以上ずっと続いている。このステンドグラスは、地球史と人類史の両方にとって大事件があった時のもの。いまから11,693±99年前、長く続いた氷期が終わり、温かく安定した時代が到来した。以後、農耕が定着し、文明が興った。現代人のくらしも、この延長線上にある。